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離乳食準備-買わなくていいモノ

補完食・離乳食

ネット検索すると数多くの離乳食グッズがヒットしますが、その中には、

「多くの人が使っているけど、そこにお金を掛けるのはもったいないかも…」
「食べるための安全性が確保しにくいかも…」

というモノもあります。

今回はそんな、代表的な「買わなくていいモノ」にフォーカスします。

目次|離乳食準備
  1. 必要なモノ
  2. 必要なコト(食事のための環境づくり)
  3. 買わなくていいモノ←このページの内容

離乳食準備-買わなくていいモノ

離乳食準備|買わなくていいモノ①:ベビーソファ

ベビーソファの例

「バンボ」に代表するようなベビーソファを赤ちゃんのお食事用に…と考えているご家庭は多いですが、食事用のグッズとしては、代表的な「買わなくていいモノ」です。

ベビーソファを使う理由として考えられること
  1. 表面がツルっとしているので汚しても拭き取りやすい
  2. 座面が後傾しているので、おすわりが安定していない内でも大人の手助けなしで座っていられる(微調整なしでそのまま使いやすい)
  3. 細めの足入れに太ももを入れるので、食事途中で脱出されにくい
  4. 軽いので携帯性があり、外食時・帰省時など環境が変わる時でも使いやすい

このようなことが人気の理由のようですが、上記2の「座面が後傾しているのでおすわりが安定していない内でも大人の手助けなしで座っていられる」というのが大きなネックポイントです。

「座面が後傾している」ということは、「リクライニングして、ふんぞり返った姿勢」ということです。

ですから「食事にムセてしまった時」、「一口の量が多すぎて吐き出したい!となった時」に簡単に吐き出すことができなくなってしまいます。

しかも、食べ始めたばかりの赤ちゃんは「食べる技能を獲得している途上にある状態」であるため、大人に比べるとムセたり、吐き出したくなったりすることが多いのです。

適切な姿勢で食べていても、ペースト食でも、手づかみ食べ(固形食)でも、窒息のリスク自体は常にあるものではありますが、そのリスクをあえて高めるようなイスを離乳食用に購入しなくてもいいと思います。

このようなベビーソファは、例えば「保護者が家事・入浴などをするのを待っていてもらう間、座っていれば泣かずに待てるけど、一人座りだと後ろに倒れてしまうことが多い」ような場合には便利ですね。

ベビーソファは、赤ちゃんが「後ろにもたれた姿勢」で食べることになり窒息リスクが上がると考えられるため、お勧めはできない。

離乳食準備|買わなくていいモノ②:テーブルチェア

テーブルチェアの例

コンパクトで手狭なダイニングでも使いやすく、比較的安価であることから、テーブルチェアの利用をされているご家庭もあります。

テーブルチェアは、

  1. 足台がないために、足がブラブラと不安定になってしまう(踏ん張れない)
  2. ポリなどの繊維製のため、食べこぼしを除去しにくく清潔が保ちにくい
    (赤ちゃんが食べこぼすことに対して保護者が敏感になりやすい)

のがデメリットで、ベビーソファ同様に「食事用のイス」としてはお勧めできないです。

「足がブラブラ」だと何でダメ?

離乳食用のイスとして「高さ調整可能な足台のあるもの」=「足がブラブラせず踏ん張れるもの」をお勧めしている理由は、「コアに力が入りやすくなり、食事しやすくなるから」です。

例えば、ホテルのバーラウンジにあるようなスツールに座って、定食やステーキなどを食べるところをイメージしてみてください。

このような、両足で平面をとらえられないスツールに座って、落ち着いて「食事」ができるでしょうか…?

サンドウィッチなどの軽食ならそれほど気にならずに食べられるかもしれませんが、定食などの「しっかりとした食事」を食べようとした場合、両足が平面についていないと食べにくいと感じる人が多いのではないでしょうか?

赤ちゃんは私たち大人よりもコアに力を入れて姿勢を安定させることが難しいですから、なおさら「両足がついて踏ん張れること」が大事なポイントになります。

離乳食準備|買わなくていいモノ③:デザイン性のある食器・敷き物など

赤ちゃんにとって食べ物は「モンスター」のようなものだ、というお話を「離乳食準備-必要なコト」でしました。

つまり、食べることにある程度の好奇心はあるかもしれないけど、怖いものと対峙している状態でもある食事中に、赤ちゃんが他に興味を惹かれるようなことがあると、容易に食事への集中力が下がってしまいます。

足元の敷き物のデザインや折り目が気になって食事に集中できない一例

食事への集中力を削ぐものの代表例がテレビ・スマホ・おもちゃ等ですが、「食事用に準備した」イラストやキャラクターの描かれた食器類や敷き物も、その一因になることがあります。

食事用に何か購入するときは、できるだけシンプルなものを選ぶのをお勧めしています。

食事用の敷き物について

食べることは「学習して獲得する技能」が必要ですから、最初の2~3年は特に、食べこぼしがとても多いのが普通のことです。

食べて汚すことに対して難色を示したり、口には出さなくても「こぼすなオーラ」が出ていたりすると子どもはそれを敏感に感じ取って、食卓につくこと自体がイヤになってしまうことがあります。

「子どもの食べこぼしには寛容に」というのが基本的な考え方ではありますが、実際の生活の中で毎日毎日食事準備も片づけも…とたくさんのことを担う人の負担感は少しでも減らしたいですよね。

シンプルな敷き物って具体的にどんなものか?について例を挙げてみます。

  • 無地のレジャーシート
    (食事毎に洗う手間はかかる)
  • 「マスカー」「マスカーテープ」等で検索すると出てくる、使い捨ての養生シート
    (シートが薄いのでレジャーシートに比べると敷くのに手間・コツが必要。コストがかかる。)
  • 敷き物は使わずに、食事毎に床拭き掃除をする
    (掃除の手間は一番かかるが、食事準備に時間を取られて赤ちゃんの機嫌が悪くなる可能性は低い)

「どんな敷き物を使うか」「そもそも敷き物を使うか」については、ご家庭毎のマンパワーにもよるし、維持したい清潔度もそれぞれだし、結局のところ「ケースバイケース」です。

普段赤ちゃんをよくお世話する人にとって、一番ストレスの少ない選択肢を見つけられるといいですね。

既に家にあるハイローチェア・バウンサーを食事用のイスとして使うのは?

「今家にあるものをとりあえず使いたい」という理由で、「すでに日常生活の中で使っているハイローチェア・バウンサーを食事用に」と考える方も多いのですが、「離乳食準備-必要なモノ」でも少し触れたように、食事用のイスとしては適切なアイテムではありません。

ここまでお読みいただいた方ならお察しの通りですが、以下の2点が大きな理由です。

バウンサーなどが食事用のイスとして適さない理由
  1. 背もたれが後傾しているため赤ちゃんが腰・背中を垂直に保って座ることができず、食べ物を吐き出したい時に吐き出しにくい(窒息のリスクが上がる可能性がある)。
  2. 座面・背もたれが布製であるため、食べこぼしに対して保護者が敏感になりやすい。
    清潔保持が難しい。

ハイローチェアやバウンサーは、「赤ちゃんがまだ食べない時期に家族と一緒に食卓つく」「保護者が家事をしている間などにご機嫌に待っていてもらう」ようなシーンでは活躍しますが、「赤ちゃん自身も食べる」シーンでは、やはりそれ専用のイスを準備していただきたいと思います。

離乳食準備-本当に必要なモノは実は少ない

ここまで3回に分けて離乳食準備のお話をしてきましたが、「それだけ?」「すり鉢は?製氷器は?ブレンダーは?」と感じた方も多いだろうと思います。

実際に離乳食を進めていく中で、実際に必要なモノは、

  • 赤ちゃんのキャラクターや好み
    (好奇心旺盛で何でも口にできる子なのか、慎重で自分で食べ物をよく調べてからでないと口にしようとしなか、など)
  • 赤ちゃんに取り分けができるような、バランスの取れた食事を大人が習慣的にしているか
  • 保護者が料理をするのが好きか

などによって大きく左右されます。

例えば「保護者が料理するのが苦手/キライで、普段もあまり自炊しない」ようなご家庭だったら、特に初期のころはベビーフードや冷凍キューブなどを使った方がそのご家庭の文化にフィットして、すり鉢などの料理器具はあまり必要ない、ということもあります。

ですから、「必要なモノ」については家庭毎の事情に合ったものだけを厳選して購入することが大事ですし、「必要なコト」でお話した「食事のための環境づくり」が、時間も手間もかかる割に離乳食の困りごとに直結することもあるため重要です。

離乳食のご相談も承ります

助産院というと「おっぱいが痛くなったら相談するところ」というイメージの方も多いのですが、赤ちゃんのお食事の相談も承っています。

  • 離乳食開始に向けて、詳しい準備について相談したい
  • 離乳食スタートしたけど、今の状況に心配がある
  • 全然食べてくれないように感じて心配

等の場合も、お気軽にご相談ください。

離乳食相談の場合は、普段お食事をする場所や、食事風景をスマホで動画撮影していただいてご相談いただきますので、実生活の中でのポイントをお伝えすることができます。

訪問エリア・ご相談料金などについては、トップページでご案内しています。

お問合せ先

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原則的に24時間以内にお返事いたします。

ばおばぶ助産院 
助産師 水野由香子

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