「お産が近づくと胎動が減る」はウソ
「お産が近づくと or 臨月になると胎動が減る」って聞いたことないですか?
実はコレ、正確な情報じゃないんです。
実際には、元気な赤ちゃんであれば陣痛が始まってもゴニョゴニョ動きます。
本当に胎動が少なくなるのは、赤ちゃんがママの骨盤にしっかり入り込んでから。
時には、ママの陰裂からもう頭が見えているのに、帝王切開の場合では、もうメスが入っているのに、まだモゾモゾ!してる赤ちゃんもいるくらい❣
それぐらい、妊娠の最後の最後まで胎動があるのが普通のことです。
まだ自宅で過ごしているようなタイミングで胎動が減ってきたのだとしたら、それは赤ちゃんの「ちょっと苦しいよ」のサインの可能性があります。
胎動が減っていても、受診のタイミングが早ければ助かる命もあります。
胎動は、自宅で赤ちゃんの元気度を推測できる唯一の手掛かりです。
「なんか今日は胎動少ないかな?」と思ったら、例え取り越し苦労だったとしても、病院に連絡した方が安心です。
胎動減少に自分で気付きやすくするために
胎動が減ってきたことに妊婦さん自身が気付きやすくするために、妊娠30週頃からの「胎動カウント」を薦める病院もあります。
やり方はこんな感じ⇩
胎動カウントのやり方
- 横になったり、座ったり、リラックスしているときに行う
- 胎動を感じ始めたら、赤ちゃんが10回動くのにかかった時間を測る
- 胎動を10回感じるまでに30分以上かかったらもう一度やってみる
- 1時間以上かかる場合、いつもと違う感じがして不安な時は病院へ連絡
胎動カウントも手掛かりにして、
「なんかいつもより胎動少ないかも…」
「なんかよく分からないけど、いつもと違う感じがして不安」
と感じたら、病院に連絡しましょう。
いざ病院で診察してもらったら
「赤ちゃん元気だね!」
になることもあるけれど、
「無事でよかったね!お産が始まったら/次の健診にまた来てね!」
になるのは産科ではよくある光景なので、迷ったら・心配になったら出産予定の病院に連絡して相談してくださいね!
オンライン両親学級や個別相談、やってます。
お母さんと赤ちゃんとご家族が、より快適に・ラクチンに・安全に妊娠期~子育て期を過ごせるように、様々なカタチでお手伝いしています。
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