市川市・船橋市の訪問型産後ケア
通常の訪問相談では、90分程度までは延長料金なしで対応させていただいています。
それでも「時間が足りない!」という声を時々いただきますので、通常の訪問相談よりも長い時間訪問させていただく「産後ケア」を設けました。
例えばこのような場合には、産後ケアをご利用いただくといいかもしれません。
- 授乳のお手伝いを1回だけじゃなくて、できれば2回か3回してほしい。
- 相談したいことがいっぱいあって、90分の相談時間では相談しきれない。
- 時間を気にしないで、妊娠中のことやお産のことも、ゆっくり話したい。
- 授乳の相談だけじゃなくて、沐浴やオムツ交換も一緒にしてほしい。
- 相談もしたいけど、赤ちゃんをみてもらって、 安心して少し眠りたい。
通常の訪問相談と産後ケアとで、お受けできるご相談内容・サポート内容には大きな違いはありません。
「通常の訪問相談の時間では納まりきらないご相談・サポートの時には産後ケア」
という感じでご活用いただければと思います。
訪問型産後ケアの料金
こちらに記載した料金は、後述する「基本の訪問エリア」への訪問の場合の料金です。

- 再診*について
再診に該当する方は以下の方です。
今回のお子さんのことで、以前にLINE相談・Zoom相談・訪問相談・産後ケアのいずれかを利用したことがある方
(上のお子さんで相談されたことのある場合でも、今回のお子さんで初めての相談は「初診」となります) - 休診日・時間外*について
予約フォーム上で予約可能となっている日時以外をご希望される場合はすべて「休診日・時間外」の扱いとなり、ご予約が成立した場合には別途¥1,000を申し受けます。 - 初診・再診とも、訪問後のLINEチャット相談2日間が付きます。
訪問時に聞き逃したこと・確認したいことがある時にご利用ください。
(原則として24時間以内に返信します。チャット回数は期間内であれば無制限。)
お支払い方法
産後ケアにおけるお支払方法の選択肢は、以下の通りです。
- PayPay
- 銀行振込
(ソニー銀行、東京スター銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行) - 現金
基本の訪問エリア
基本となる訪問エリアには、自転車を使う場合と、電車を使う場合とで、2つの種類があります。
・JR西船橋駅 or 京成西船駅からご自宅玄関前まで
・自転車で
・4㎞以内の
・道のり
* 直線距離ではなく、「道のり」で4㎞以内です。
* 道のり4㎞の計測は、Google MAPを用います。
* 経路検索では「自転車」のタブを使用します。
・JR西船橋駅 or 京成西船駅から
・電車+徒歩で
・ご自宅玄関ドアまで
・20分以内
* 基本料金に加え、往復交通費+駐輪場代が別途必要となります。
* 電車+徒歩での訪問では、ベビースケール(体重計)が持参できないことがありますのでご了承ください。
* 経路検索はGoogle MAPを用います。
* 最寄り駅までではなく、ご自宅玄関ドアまでの所要時間を20分とさせていただきます。
- 台風・大雪・大雨・暴風などの荒天時、路面凍結時、当方の体調不良時等は、ご予約の延期・キャンセルをお願いすることがあります。
- 事前相談なく、出張対象地域以外からお申込みをされた場合は、キャンセルとさせていただくことがあります。
基本のエリア外からの産後ケアご利用について
上記でご案内した「基本の訪問エリア」の範囲を超えての訪問も、追加料金がかかりますが可能な場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
お見積りさせていただきます。
参考までに、基本のエリア外から訪問相談(60~90分)をご利用の場合の料金・考慮事項については、こちらのページでご案内しています。
訪問型産後ケアのご利用方法
Step➀:LINEの「友だち追加」をする
ご予約日時の調整や、訪問後のLINE相談で「LINEアプリ」を使用しますので、「友だち追加」をお願いします。
ご予約に際してのご相談・ご質問もLINEで受け付けています。
Step②:ご予約フォームより、ご希望の相談日時などをお伝えください
ご予約フォームに入力・送信してください。
入力・送信が終わったら、LINEで「予約フォーム送信完了!」などとコメントしてください。
折り返し助産師からLINEでご連絡し、ご予約日時を決定します。
Step③:お支払い
ご予約日時が確定したら、LINEでお支払いのご案内をします。
銀行振込を選択された方は、原則として予約日時の24時間前までにお支払いをお願いいたします。
その他の選択肢をお選びいただいた方は、訪問時のお支払いとなります。
Step④:問診表に記入
初診の方には問診票URLをお送りしますので、予約日時の24時間前までに入力&送信してください。
Step⑤:ご自宅に訪問します
お約束のお時間に、ご自宅に訪問します。
お掃除やメイクのことは気にせず、「いつも通り」で大丈夫ですよ!
Step⑥:訪問相談後、2日間のLINE相談
訪問相談が終わってから、
「あれ聞くの忘れた!」「あのことも聞いとけばよかった!」
となることもあると思いますので、ご予約時刻から48時間後までLINE相談を承ります。
聞きそびれたこと等がありましたら、ご活用ください。
原則的に24時間以内にお返事いたします。
訪問型産後ケアで相談・サポートできること
相談・サポートをお受けできる内容は、通常の訪問相談とおおむね同じです。
授乳のこと、赤ちゃんのお世話のこと、生活リズムや遊びのこと、沐浴のこと、離乳食のこと、お母さんの心身の体調に関すること、出産・育児に向けた準備のこと等々…
妊娠中~生後/産後1.5~2年くらいまでのことなら、だいたいどんなことでもご相談を承ることができます。
産後ケアでは、複数の項目についてゆっくり相談したいときや、相談に加えて「赤ちゃんをみておいてもらって、ちょっと眠りたい」というご要望にもお応えすることができます。
「こんなことも相談していいの?サポートしてもらえる?」というお問い合わせは、一番下の「お問い合わせ先」からお気軽にどうぞ!
感染症対策とお願い
2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症が第5類感染症に移行され、一般的には感染症対策も緩和されていますが、当助産院をご利用される方は、妊婦さんや生後間もない赤ちゃんと過ごしていらっしゃる方ばかりですので、引き続き基本的な感染症対策は行っています。
- 訪問する助産師は不織布マスクを装着して訪問します。
- 授乳や搾乳のお手伝いをする際など、状況に応じてアイゴーグルを装着することがあります。
- 訪問直後に洗面所などをお借りして、手洗いをさせていただきます。
- 助産師本人や同居家族が体調不良の場合には、ご相談の上でご予約を延期・中止させていただく場合があります。
- 未就学のお子様以外は、できるだけ不織布マスクを装着をお願いいたします。
- 室内2ヶ所以上の換気のご協力をお願いいたします。
(窓を2ヶ所開放、窓を1ヶ所開放+換気扇、など) - ご予約確定後であっても、お母さま・赤ちゃん・ご家族に体調不良(体温が37.5℃以上・咳・咽頭痛・下痢・嘔吐など)の方がいらっしゃる場合には、なるべく早いタイミングでご連絡いただき、ご予約日の変更をお願いいたします。
相談される方とそのご家族、毎日多くの方とお会いする仕事をしている助産師の双方を感染症から守るため、今後も基本的な感染症対策へのご協力をお願いいたします。
なお、訪問する助産師は、2023年5月13日に新型コロナワクチン6回目接種を済ませています。
ばおばぶ助産院の訪問相談の特徴
- 事前にSNSを通じて助産師の基本的な考え方・スタンスを知っていただくことができます。
(詳細はプロフィールページをご覧ください) - 訪問後のLINE相談で、聞き忘れたこと・追加で聞きたいことまでフォローします。
- 母乳育児相談においては、助産師主導の乳房マッサージがメインではありません。
お母さん自身が自律してセルフケアできることを目指し、根本的な問題解決ができるように・問題を繰り返さないようにサポートします。
この3つの特徴について、1つずつもう少し詳しく説明しますね。
特徴①:訪問前に助産師の基本的な考え方・スタンスを知っていただくことができます
助産院で出産した場合を除いて、これまでは助産院で何か相談をしようと思った時には、
- どんな考え方の
- どんな人となりの
助産師に相談できるか分からないまま、相談せざるをえないことがほとんどでした。
相性の合わない助産師に相談することになってしまった方々からは、
- 「乳房や乳頭に痛いことをされて、とても辛かった」
- 「非科学的なことばかり言われて、心身ともによけいに負担になった」
- 「自分の置かれた状況には合わない/到底やりようのないアドバイスで混乱した」
といった声をうかがうことが度々あります。
そこで当助産院では、そういったミスマッチがなるべく起こらないようにするため、以下のような工夫をしています。
- YoutubeなどのSNSを通じて、相談する前に助産師の考え方を知ってもらえるようにしています。
(詳しくはプロフィールページからどうぞ) - ご相談開始前には母子手帳を拝見しながら聞き取りを行って、丁寧に状況を確認してからご相談に入ります。
(いただいた個人情報は守秘義務によって守られますのでご安心くださいね) - 今のやり方に至る過程・ご苦労を尊重します。
お母さん・お父さんなど、赤ちゃんを取り巻く人たちは、赤ちゃんにとっての最善を考えて、その結果として今のやり方に行き着いていらっしゃると考えています。
安全を脅かすことに関しては明確にお伝えしますが、今のやり方に至った理由・経緯をおうかがいするところを、とても大事にしています。 - できるだけ科学的根拠のある情報から、ご提案します。
助産師への相談で、残念なケースの代表格が、
「非科学的で迷信めいた指導を強い口調でされて、混乱した・傷ついた」
というもの。
(例えば、「母乳トラブルは脂っこい物を食べたのが原因!」と責められた、など。)
お困りごとすべてについて、信頼に値する科学的根拠がある訳ではありませんが、できる限り科学的に理にかなった情報から、あなたに合った方法をご提案することを大切に考えています。
特徴②:訪問後の「アレ聞くの忘れた!」までフォローします
「聞こうと思ってたのに、なんだかヘンに緊張して聞き忘れちゃった!」というアレ。
病院の診察室でも、同じことがよく起こりますね。
訪問中に赤ちゃんがグズってしまったりすると特に、「聞きたい事が全部聞けなかった」ということが起こりやすいと思います。
そこで当助産院では、LINEのチャット機能を使って、訪問後にも質問したり、確認したりできるようにしています。
訪問後2日間、LINEを使って追加の質問、訪問内容の確認をしていただくことができます。
*いただいたメッセージには、原則として24時間以内にお返事します。
*期間中であれば、チャット回数に制限はありません。
*2日間のフォロー後も、継続してLINE相談ご利用いただくこともできます(→詳細ページはこちら)
特徴③:母乳相談は、乳房マッサージメインではありません
「母乳相談=乳房マッサージ」というイメージの方が多いと思いますし、ツラいときに誰かに優しく触れてもらうと安心しますよね。
当助産院でも、お母さんの同意を得て、乳房・乳輪・乳頭にやさしく触れて搾乳のお手伝いをすることがありますが、マッサージをメインにはしていません。
その理由は大きく分けて2つあります。
理由①:マッサージ頼みになると、ずっと母乳外来が必要になってしまうから
私の信条として、「助産師はあくまで黒子」だと考えています。
「助産師さんがいなかったら、とても育児(母乳育児)できません!」となってはいけないと思っているわけです。
助産師は、困った時・ちょっと疲れた時の拠り所にはなるけれど、基本的には、
・お母さん自身が自分の体のことをよく知って、
・早いタイミングで「いつもと違うな…おかしいな…」というサインに自分で気付いて、
・大きなトラブルになる前に自分で対処することができる
のが理想だと私は考えています。
乳房マッサージは助産師が行うものですよね。
おっぱいにしこりができたり、乳腺炎になったりした時に、乳房(乳輪・乳頭)マッサージをしてもらうと、その瞬間~当日~(翌日)くらいまでは
「あぁ、ラクチンになった」
を実感できると思います。
マッサージやその時のおしゃべりが1つのきっかけとなって、安心することができて、トラブルが治まることもあるでしょう。
でもその後は…?
今回のトラブルの元になったのと同じやり方の授乳を続けて、
→またトラブルを起こして、
→助産師のところへ駆け込む
これじゃ、母乳育児を続けるのがイヤになってしまうかもしれないし、精神的にも経済的にもツラくなってしまうのではないでしょうか。
乳腺炎にせよ、乳頭痛・乳頭の傷にせよ、母乳不足にせよ、母乳トラブルの原因のほとんどは、
- 授乳間隔(頻度)
- 授乳時間
- 授乳姿勢
- 赤ちゃんの抱き方と吸い付き方
- お母さんの心身の疲労やストレス
これらのどこかにあります。
この根本となる原因にフォーカスして解決を図らなければ、マッサージによって一旦はトラブルが軽減しても、また繰り返してしまうことがあるんですね。
だから当助産院では、お母さんが自分のお困りの原因を理解して、ご自分で対処できるようになるのをサポートすることに重点を置いています。
もちろん、乳腺炎などで
・授乳することも、
・自分で搾乳することも
辛い時には、いわゆる「マッサージ」と呼ばれる、搾乳(排乳)のお手伝いをさせていただいています。
理由②:乳房マッサージだけで、トラブルを根本的に解決するのは難しいから
「母乳不足・乳頭痛・乳腺などの母乳トラブル→乳房マッサージ」
というイメージの人が多いですが、乳房マッサージ自体が
・母乳育児を有利にする
・トラブルを解消する
という確かな科学的根拠があるわけではありません。
乳房マッサージとは、言い換えれば「1回の効果的な搾乳」なわけです。
だから、
- 母乳分泌を増やしたり
- 乳房トラブルを解消したり
- 乳頭の痛み・傷を治したり
するには、授乳姿勢の見直しや、授乳・搾乳頻度の調整がカギを握っています。
これらを行わずに、乳房マッサージだけを行って一時はラクになったとしても、そもそもの原因となった(であろう)授乳そのものの課題がそのままなので、トラブルを繰り返しやすくなると考えられます。
繰り返しトラブルが起こったり、トラブルが長引いたりすると、心身ともに大きな負担がかかりますし、経済的な負担も大きくなってしまいますよね。
母乳相談においては、
- なるべく再診しなくていいように、
- 再診が必要な場合でも、なるべく少ない回数で済むようにするためには、
地味ですが、授乳姿勢や授乳頻度の調整がとっても大切で、当助産院ではここに注力しています。
母乳相談においては、乳房マッサージがメインではなく、授乳姿勢の修正、授乳・搾乳頻度の調整に重点を置いています。
*お母さんに同意をいただいて、乳房・乳頭・乳輪に触れて状態を観察させていただいたり、ご自分で搾乳するのがツライ時には搾乳の介助をすることはあります。
お問い合わせ先
ご利用に際してご不明点がある場合は、メールにてお問い合わせください。
感染症対策についてのお問い合わせも、こちらからお願いします。
原則的に36時間以内にお返事いたします。
- LINE:
「お友だち追加」をして、チャットでお問い合わせください。 - メール:
baobabu.josanin@gmail.com