子ども偏食少食ネットワーク(IFNetA)認定の、「子ども摂食エキスパートアドバイザー」の資格を持つ助産師が主催する、離乳食講座&なんでも育児相談会です。
「これから離乳食を始める方」も、「少し前に始めてみたものの困っていることがある方」も、どちらの方もご参加いただけます。
少人数で、和やかに、「基本&重要だけど、ネットの海からは見つけにくい離乳食情報」を整理していきましょう!

開催場所
受講の選択肢は3つあります。
1.対面:市川市勤労福祉センター

【対面】開催日
- 2025年6月25日(水)12:30-14:30頃
- 2025年7月下旬ころ予定
今後の開催について、Instagramでも最新情報をお伝えします。
- 12:20-12:30 受付
- 12:30-12:45 自己紹介
- 12:45-13:45 講義
- 13:45-(最長で)14:30 質疑応答&なんでも育児相談
2組以上でのお申込みで、リクエスト開催も承ります。
施設の空き状況などでご希望通りに開催できないこともありますが、まずはお気軽にお問い合わせください。
【対面】アクセス
市川市勤労福祉センター 分館 2階 和室
(市川市南八幡5-20-3)
JR本八幡南口下車 徒歩約10分
京成八幡駅下車 徒歩約15分
- エレベーターの設置がなく、2階へ上がる手段が階段しかありません。
必要な方は抱っこ紐をご持参ください。 - ベビーカーでお越しの場合、2階和室までベビーカーを持ち込むことができません。
施設スタッフの方に声を掛け、「1階 受付に向かって右側スペース」・「1階 自動販売機横のスペース」にベビーカーをとめてください。
ベビーカーの盗難等に関するトラブルへの責任は負いかねます。施錠する・荷物を置きっぱなしにしないなど、各自で対策をお願いいたします。 - 保育スタッフはいません。
保護者の方の責任において、お子さんから目を離さないよう、安全にご参加ください。 - 古い建物ですが、館内は清掃が行き届いていてキレイですよ!

- 施設北側の、縦長のスペース(画像の黄色いマーカー部分)が駐車場です。
他の施設利用者の方も使用されますので、満車の場合は有料駐車場をご利用ください。 - お車でお越しの場合、駐車した後に、施設1階 受付で手続きが必要です。
各自で施設スタッフの方に声を掛け、手続きをしてください。

【対面】受講料金
\4,400(ママ+つかまり立ち前までの赤ちゃん)
↓
レビューキャンペーン
\2,200(ママ+つかまり立ち前までの赤ちゃん)
受講当日に感想などのご記入をお願いいたします。
【対面】対象
母子6組(最少催行人数:1組)
ママ&つかまり立ち前までの赤ちゃん
- 授乳スペースがないため、ママのみの参加とさせていただきます。(男性の参加不可)
大人の参加者は女性限定ですので、気兼ねなく自由に授乳しながらご受講ください。
必要な方は授乳ケープ等をご持参ください。 - 安全上の理由から、「つかまり立ち前までの赤ちゃん」に参加を限定しています。
申込時と受講直前で赤ちゃんの発達状況が変わった場合は、お気軽にご相談ください。 - 保育スタッフがおらず安全確保が難しいため、上のお子さんのご参加はご遠慮ください。
上のお子さんを預けることが難しい方は、オンライン受講をご検討ください。
【対面】持ち物
- バスタオル(赤ちゃんを寝かせる時に下に敷く用)
- オムツ・おむつ替えシート
(トイレにオムツ交換台がないため、和室でオムツ交換ができるようおむつ替えシートをご持参ください) - その他、赤ちゃんのお世話に必要なもの(授乳ケープ・ミルク・お湯・おもちゃ等)
- お好きな飲み物
- 軽食の持込OK(ランチを食べながらの参加OK)
【対面】お支払い方法・キャンセルについて
- お支払い方法は、「クレジットカードでの前払いのみ」です。
当日支払いには対応していませんので、ご了承ください。 - 開講日の前日朝10時までは、キャンセル料なしでキャンセルを承ります。
キャンセル期限を過ぎて予約取消をされる場合は返金いたしかねますので、予めご了承ください。
(例:5/26講座の場合→5/25 10:00までのキャンセルは返金対応ができます)
【対面】お申込み
2.オンライン:Google Meet
オンライン受講の場合は、パパ・上のお子さんも一緒にご受講いただけます。
【オンライン】開催日
- 2025年6月29日(日)10:00-12:00頃
- 2025年7月末ころ
今後の開催について、Instagramでも最新情報をお伝えしています。
- 約15分:自己紹介
- 約60分:講義(途中5分程度、接続を切って休憩)
- 約30分:質疑応答&なんでも育児相談
【オンライン】受講方法
Google Meetを使ってご受講いただきます。
受講前日までにミーティングURLをお伝えします。
受講前日21時になってもミーティングURLの連絡がない場合は、恐れ入りますがお問い合わせください。
- 「ビデオはON」、「音声はOFF(ミュート)」でご参加ください。
- 質疑応答などで発言する場合のみ、ミュートを外して音声をONにしてください。
- ビデオONでのご参加が難しい場合は、事前にご相談ください。
- ご相談前日までに、ご使用の端末・参加される場所での音声・ビデオの動作確認をしていただき、安定した電波状態でのご利用をお願いたします。
- 受講者側の環境による接続や音声の不備はフォローできかねますので、ご了承ください。
- 通信環境のトラブル・技術的トラブルなど何らかの事由によって不参加になった場合・参加時間が短くなった場合でも、返金や予約の振り替えをすることはできません。
- ご予約いただいた時点で、以上に同意したとみなします。
【オンライン】受講料金
\4,400(大人2名まで+1歳未満の赤ちゃん+上のお子さん)
→レビューキャンペーン
\2,200(大人2名まで+1歳未満の赤ちゃん+上のお子さん)
受講当日に感想などのご記入をお願いいたします。
【オンライン】対象
4組(最少催行人数:1組)
大人2名まで+1歳未満の赤ちゃん+上のお子さん
【オンライン】お支払い方法・キャンセルについて
- お支払い方法は、「クレジットカードでの前払いのみ」です。
当日支払いには対応していませんので、ご了承ください。 - 開講日の前日朝10時までは、キャンセル料なしでキャンセルを承ります。
キャンセル期限を過ぎて予約取消をされる場合は返金いたしかねますので、予めご了承ください。
(例:5/26講座の場合→5/25 10:00までのキャンセルは返金対応ができます)
【オンライン】お申込み
3.個別受講
「1対1でゆっくりお話ししたい方」・「日頃、疑問・不安に感じていることも併せて相談したい方」は「訪問相談・産後ケア」「ビデオ通話相談」の枠内で離乳食講座を受講していただくこともできます。
予約方法については、「訪問相談・産後ケア」「ビデオ通話相談」ページをご参照ください。
- 離乳食講座受講のみ:90分の予約をお取りください。
- 離乳食講座受講&育児相談も:120分の予約をお取りください。
【共通】講座内容
「離乳食で行き詰まらない!」ために、超基本&重要なポイントを、ふんだんに盛り込んだ講座内容になっています。
- いつからスタートするのが正解?
- いつ食事する?
- どんな環境で食べる?
- どうやって食べる?
- 何を食べる?
- 避けた方が良い食べ物・形態
- 子どもが安心・安全を感じる食卓にするためのポイント
- Q&A(素朴な疑問、授乳とのバランスなど、なんでもOK!)
後述するように、自治体の離乳食講座・市販されている離乳食本などは情報が古かったり、個別性が考慮されていなかったりすることがあります。
また、「この食材は〇ヶ月になったら」「この食材を〇グラム」のように「細かな決まりがたくさんある」と教えられることもあるようです。
たくさんの決まりごとに基づいた進め方マニュアルがあると、細かなことを考えなくてラクチンではありますが…
でもいざ離乳食を始めてみると、「細く狭い王道(とされている道)」に乗ることができない親子もそれなりに多くいて、実際にたくさんの相談が寄せられています。
どんな個性を持ったお子さんであっても、「行き詰まって打つ手がまったくない!」という事態に陥ることがないように考えた講座内容になっています。
離乳食講座を開講した経緯
自治体の離乳食講座があるのに、なぜわざわざイチ助産院主催で離乳食講座をするのか…
理由は3つあります。
離乳食講座を開講した理由①:相談ニーズが高いから
1つ目の理由は簡単で、「相談する方がとても多いから!」です。
自治体の訪問型産後ケアが生後1年まで利用できるようになったことで、特にここ数年、離乳食のご相談をいただくことが格段に増えました。
体感的には授乳相談と同じくらいか、もしかしたらそれ以上の相談ニーズがあるように感じています。
私たち助産師は、その教育課程において専門的に離乳食のことを学ぶわけではありませんが、地域で助産院を開業してから、病院勤務時代には受けることがほとんどなかった離乳食の相談のご要望が多いことに気づき、「補完食」についての勉強をするようになりました。
前述のように、自治体の産後ケア普及によって離乳食相談のニーズがますます高まっているように感じていたところに、補完食の知識だけでは解決できない課題がたくさんあることを感じ、「もっときちんと子どもの食事のことを体系的に学んで、根拠に基づいたお手伝いがしたい」を考えるようになりました。
そんな折に、アメリカで開講されている教育プログラム「SOS Approach to Feeding」を修了した日本人小児科医が監修する、子ども偏食少食ネットワーク(IFNetA)という団体が2023年に立ち上がったことを知り、そこでの講座受講・勉強を重ねて「子ども摂食エキスパートアドバイザー」の認定を受けるに至りました。
そこで得た知見・テクニックによって、離乳食を進めていく上で様々な課題に直面しても、バリエーション豊かなアプローチで突破口を見つけやすくなりましたし、何より「困る前にできること」が本当にたくさんあることを知ることができました。
今までは「訪問相談・産後ケア」「ビデオ通話相談」などで個別相談に応じるのみの対応をしてきましたが、もっと多くの親子に、楽しく食卓を囲むためのポイントをお伝えしたいと考え、この講座を開講しました。
離乳食講座を開講した理由②:現状では適切な情報の入手が難しいから
「離乳食は10倍粥を小さじ1杯から」…
自治体の離乳食講座でこのように教えているところもありますし、市販の離乳食本にもごく普通に書かれていることがありますから、どこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
でも実はこれ、「母乳やミルクだけでは足りなくなるエネルギーや栄養素を摂取する」という離乳食の目的から考えると、あまり理にかなっていない進め方なんです。
母乳やミルクと同じくらいの濃さの離乳食にするには、5倍粥程度の濃さ(スプーンを傾けてもこぼれないくらいの硬さ)が必要と言われています。
乳汁以外のものに慣れるために、短期間10倍粥を使うことはあっても良いと思いますが、母乳やミルクよりもうんと薄い10倍粥を何週間も与え続けるのは、「授乳だけで足りなくなるエネルギーや栄養素を摂取する」にはあまりに効率が悪いわけですね。
厚生労働省が出している「授乳・離乳の支援ガイド」にも、「離乳食は10倍粥から始めましょう」とは書かれていません。
10倍粥や7倍粥と言われはじめたのは昭和38年(1958年)の「離乳基本案」からで、 昭和55年(1980年)の「離乳の基本」以降は「つぶしがゆ」に変えられています。
「離乳食は10倍粥から」という情報は、実に60年以上も前の情報なんですね。
それからまた、「手づかみ食べは生後9ヶ月頃から」というのもよく教えられる/書かれている内容の1つですが、実はこれも、あまり適切ではない可能性があります。
そもそも「おもちゃを手づかみして口に持っていく」という行為は、生後5ヶ月前後になれば多くの赤ちゃんがすることができると言われています。
ですから、おもちゃを食べ物に持ち替えれば、離乳食を始めて間もない赤ちゃんも「手づかみ食べっぽいこと(実際には最初は食べるには至らないで、食材をカジカジ・なめなめするだけ)」はすることができます。
また、生後9ヶ月頃というと、ちょうど人見知り・後追いが始まる時期で、簡単に言うと「赤ちゃんが怖がりになりやすい時期」と重なりますので、今まで見たことも触ったこともない食材をこの時期に初めて「さぁどうぞ!」と目の前に置いても、手を伸ばしてくれないことがあります。
このように、巷にあふれる情報の中には、あまり適切とは言えない可能性のある情報が含まれます。
「離乳食で困り果てて、状況が複雑になってしまう前に、できるだけ早いタイミングで適切な情報にアクセスする機会を作りたい」と考えてこの講座を開講しました。
離乳食講座を開講した理由③:多すぎる情報の中から「大事な基本情報」にたどり着くのが難しいから
ネットやSNSで調べると、あまりにも情報が多すぎるためか、「情報収集はしてみたけど、結局いつから・何を・どうすればいいのか分からない」とおっしゃる方が多いです。
企業は、自社の製品や広告主の製品を購入してもらうために、様々な記事をリリースしています。
真面目にそういった記事を読んでいると、購入すべきものがたくさんあるように感じて混乱してくることもあるでしょうし、矛盾するように感じる情報をどう扱えばいいか戸惑うこともあると思います。
また、そういった膨大な情報の海に「大事な基本情報」が埋もれてしまっているために、かなり初歩的なことが原因でつまづいてしまう親子も多いです。
反対に言えば、ほんのちょっとした工夫をするだけで、格段に楽しく食べることができるようになる親子も多いのです。
この「ほんのちょっとした工夫」は必ずしも特別な製品を必要としないことも多く、純粋に知恵だけで突破口が開くこともあります。
ネットの情報の海に埋もれがちな、「モノを売ることには繋がりにくい情報」「でも大事な基本情報」を整理してお伝えできる場を作りたい!と考えてこの講座を開講しました。
お問合せ先
何かご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ばおばぶ助産院
助産師 水野由香子
LINE:https://lin.ee/ubb8nqG
メール:baobabu.josanin@gmail.com